海づり行政ウォッチング 
横浜市および市会
Yokohama City Council
「黒鯛@横浜-海釣り公園」 by BaySky

更新日: 2006/03/19
更新日: 2004/03/10

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本牧海づり桟橋、大黒海づり公園、いそご海づり場は横浜市の公営施設である。 それ故、その存在は「横浜市海づり施設条例」や「横浜市海づり施設条例施行規則」で定められている。 「海づり施設」のことが横浜市会で公式発言され、議事録等に記載収録され、インターネット上で公開 (横浜市会会議録検索システムなど) されている。

このことに気づいたのは2002(平成14)年8月初めだ。海づり施設に関する横浜市および市会の対応を知りうる議事録を下に抜粋しておきます。

海づり施設の一利用者であり、かつ横浜市税の一負担者でもある立場から、海づり施設の隆盛を願う気持ちは強い。

皆さんも、市役所や市会に向けて発言してください。


Yokohama City Council
平成11年 決算第二特別委員会-10月19日−15号

P.21 ◆(飯沢委員) それでは,行政改革について財政局の取り組みを伺ってまいります。  財政局が所管している外郭団体の中で,財団法人横浜市福祉文化事業団があります。この事業団の効果的あるいは効率的な経営を推進していくべきであると私は常々考えておりますが,昭和42年の設立以来,もう既に30年が経過しております。市民レクリエーション等の施設を提供し,また福祉の増進あるいは文化の向上に寄与してきたことも重々承知しております。 そこで,福祉文化事業団の行っている業務について改めて伺います。

P.21 ◎(大澤財政局長) 主な業務といたしましては,根岸,本牧の屋外プール,ごみ焼却工場の余熱利用の屋内プール,それから遊水池等を利用したテニスコート,磯子の海づり施設など,こういったレクリエーション施設の運営が一つございます。それから,横浜市民ふれあいの里,上郷・森の家の運営,それから高齢者保養研修施設ふれーゆの管理委託,こういったところでございます。



Yokohama City Council
平成12年 決算第一特別委員会-10月05日−06号

P.9 ◆(中島[憲]委員) ぜひ多くの人が参加できるように願っています。  現在,港湾局では赤レンガ倉庫等みなとみらい21を中心とするウオーターフロント整備を進め,市民に親しまれる港づくりというものに努力されているわけです。一方では,横浜港に入出港する船舶を間近に見ることができる,あるいは海との触れ合いをあわせて体感できるシンボルタワー,あるいは海づり施設等,既に市民に身近な施設として利用されている施設もあるわけです。最近,これの利用状況というのは余り聞かれていませんので少しお聞きしたいというふうに思いますけれども,シンボルタワー,あるいは大黒及び本牧海づり施設の最近の利用状況について伺います。

P.9 ◎(金田港湾局長) 横浜港のシンボルタワーの利用者数でございますけれども,平成10年度には約11万9,000人,11年度は約10万8,000人,12年度は約9万人となっております。海づり施設の方でございますが,本牧と大黒の2カ所がありますけれども,この両施設を合わせまして,平成10年度は17万6,000人,11年度は15万2,000人,12年度は12万9,000人となっております。

P.9 ◆(中島[憲]委員) ただいまの説明あるいは資料をいただいていますけれども,どの施設を見ましても軒並みダウンをしているわけです。私,平成8年当時とちょっと比べてみましたけれども,本牧海づり施設では約6割,そして大黒の海づり施設では7割,横浜港シンボルタワーでは約6割5分と大幅に落ち込んでいるというふうに数字の上では見てとれるわけですけれども,原因はどのように考えられているのか,伺います。

P.9 ◎(金田港湾局長) 原因は,なかなか難しいところがありますけれども,基本的にはレジャーが非常に多様化してきた影響があるのではないかと思っております。平成12年度の利用者数の減少につきましては,多数の利用者が利用していただく土日あるいは祝日の天候が非常に不順であったということがございます。それから,海づり施設につきましては,アジア(「アジ等」の誤植ではないか・・・BaySky)の回遊魚が釣れた期間が例年に比べて短かったというようなものが原因の一つではないかと考えております。

P.10 ◆(中島[憲]委員) 特に海づり施設は釣れなければ来ないわけですから,何かその辺にもう少し原因があるのではないかというふうに思っています。この管理はどこがやっているのか,そしてまた,費用対効果がどのようになっているのか,伺います。

P.10 ◎(金田港湾局長) 本牧の海づり施設は横浜市海づり施設運営会に,大黒の方の海づり施設は横浜港ターミナル運営協会にそれぞれ管理を委託してございます。  費用対効果でございますけれども,平成10年度から12年度の過去3年間の両海づり施設及び施設に附属する駐車場の料金収入の平均は約1億1,500万円となっております。管理にかかった経費の平均が約1億3,600万円となっております。

P.10 ◆(中島[憲]委員) 大体とんとんだというふうに見ていいのか,あるいは少し落ち込んでいるのかというふうに思いますけれども,そうした利用施設,シンボルタワーは本来が標識ですから,これは別にしましても,海づりについては入場料を取ってやっているというようなこともありますし,そうしたことを考えていきますと,やはり運営方式そのものをツーペイ方式で考えていっていいのかどうかということがあるのだろうというふうに思うのです。ですから,この運営のやり方というものを見直ししていく必要があるとも限らない,こうしたことも予想されているのですけれども,今後どういうような対応の仕方を考えられているのか,伺います。

P.10 ◎(金田港湾局長) 海づり施設でございますけれども,特に春休み,夏休みなどで小中学校へ無料開放する,あるいは稚魚放流事業を実施する,あるいは各種団体への釣り大会の協力等を行っております。また,釣果対策としては,特に海底の土質改善が非常に重要なわけでございますけれども,この工事を行いました。さらに,シンボルタワーを含めて,ホームページなどで施設情報,釣りの情報を提供するとともに,市民に親しまれる施設になるように努めてまいりたいと思います。今後とも,港を身近に感じながら,安全で手軽なレジャーを楽しめる施設として引き続き利用者の意見を聞きながらPRに努めるとともに,より釣れる施設として魅力アップにつながる方策を検討してまいりたいと考えております。

中島[憲]委員が海づり施設のことを取り上げて討議されたことを評価します。しかし、委員も局長も、双方ともに極く表面的な討議に終始している。不満である。

海底の土質改善に関する小生(BaySky)の見解:
南本牧ふ頭の造成工事で本牧海づり桟橋への潮流が悪くなり、釣果が衰退しつつあるさなかに、夏場に連日砂利運搬船でなんばいも大量の土砂を投棄した。本牧海づり桟橋の造成時に漁礁として意図的に沈められた沈船もこの大量の土砂をかぶり、漁礁の役をなさなくなってしまった。根魚のクロダイ、アイナメ、カサゴ、カレイの良型が以後激減してしまった。港湾局長は、市民の血税を使って、自らが本牧海づり桟橋に壊滅的打撃を与えたことに全く気づいていない。いわゆる「お役所仕事」の典型の一つだ。

ホームページに関する小生(BaySky)の見解:
「本牧海づり桟橋」の公式ホームページが2001(平成13)年8月にスタートした。だが、利用者が一番知りたい釣果情報は休祭日分が掲載されるだけ。また、Eメールアドレスは公開されておらず、利用者の意見を聞く態勢ではない。
「大黒海づり公園」および「いそご海づり場」の公式ホームページは未だに存在していない。

より釣れる施設として魅力アップにつながる方策に関するBaySkyの見解:
2002(平成14)年4月から、火曜定休制が廃止され、年中無休に変更された。このことは歓迎する。しかし、釣り施設として最低必須条件の「よく釣れる」の実現のための方策が、その後もなんら実行されていない。

港湾局長の上記美辞麗句は、その場逃れの口から出任せに過ぎず、何らのアクションプランも伴ってはいない。いわゆる「お役所仕事」の典型である。


Yokohama City Council
平成13年 経済港湾委員会-04月20日−04号

P.3 ◎ (安武理事兼港湾整備部長)(前略・・・) 次に,3ページをお開きください。(3)の海域環境の保全及び水生生物の維持培養業務でございます。この業務は,本市が拠出しました10億円の基金を原資といたしまして,その運用益を活用して海域環境保全のための横浜港内の海底清掃でありますとか,漁業資源の保全に資するため,クルマエビとかクロダイ等の稚魚の放流事業などを行っているものでございます。埠頭公社では,先ほど御説明しましたように,大規模な埋立事業であります南本牧の建設発生土受入事業を行っておりますが,環境保全対策として,このような海底清掃や稚魚の放流も行っております。平成7年度から11年度までの5年間の放流実績及び海底ごみの回収実績を記載してありますが,平成11年度は稚魚を29万5,000尾放流いたしまして,海底清掃では約14トンのごみを回収しております。(・・・後略)

(・・・中略・・・)

P.9 ◆(梅野委員) クルマエビとかクロダイを放流していますけれども,漁業の仕事をしていらっしゃる方々のために,こういう放流をしているのですか。

P.9 ◎(金田港湾局長) 結果として漁業の収穫が上がることはあるかもしれませんけれども,埋め立てを行ったりしますと,どうしても港湾区域内の環境に対する影響がありますから,あくまでも横浜港内における生物の環境をよくすることが目的でございます。

P.9 ◆(梅野委員) 横浜市に海釣り施設などがありますが,そういうところとは全然関係なく,環境のためにやっていらっしゃるのですか。

P.9 ◎(金田港湾局長) 海釣り施設は性格が異なって,全体的な環境の向上ということを考えております。



ところで、2001(平成13)年晩秋、横浜市港湾局から小生(BaySky)に「海づり施設」のことで E-mail が入り、担当官K氏との間で何回かメール往復した。
参考のために別途、全文を公開しておきます。


Yokohama City Council
平成14年 総務企画財政委員会-03月13日−04号

P.21 ◎(大澤財政局長) それでは,財団法人横浜市福祉文化事業団の解散,それから平成14年度地方税法の改正に伴う市税条例の改正,以上2点につきまして,資料をもとに御説明させていただきたいと思っておりますが,資料を配付させていただいてよろしゅうございますか。

P.21 ○(吉原委員長) お願いします。 (資料配付)

P.21 ◎(大澤財政局長) それでは,2枚ございますが一括して御説明させていただきます。  まず,1つ目が,当局が所管いたします財団法人横浜市福祉文化事業団の解散につきましてでございます。・・・(中略)・・・平成14年3月31日をもって解散をすることといたしまして,現在同事業団が行っている事業は,他の団体へ移管していくこととしたものでございます。いそご海づり場は,大黒ふ頭においても海釣り施設を管理しております横浜港ターミナル運営協会に持っていきます。・・・(中略)・・・解散手続でございますが,福祉文化事業団の理事会につきましては,昨年12月21日に開催いたしまして,全理事の承認をいただいたところでございます。解散の申請書につきましては,認可長でございます神奈川県知事,それから神奈川県教育委員会に3月15日に提出する予定となってございます。その後につきましては,3月31日に解散の許可がおり,4月1日以降は,清算法人として,清算業務の終了まで,未収,それから未払い金の整理,あるいは関係官公庁への諸手続などの業務を行ってまいります。(・・・後略)



Yokohama City Council
平成14年 第2回定例会-05月29日−07号

P.24 ◎ 助役(藤井紀代子君) (前略・・・) 次の市第9号議案は,磯子海づり施設を設置するとともに海づり施設に団体で入場する場合の使用料を定めるため,横浜市海づり施設条例の一部を改正しようとするものであり,(・・・後略)

P.26 ◆ (今野典人君)  (前略・・・) 次に,市第9号議案横浜市海づり施設条例の一部改正について伺います。  今回の改正により,これまで福祉文化事業団が管理してきた磯子の海づり施設を新たに条例に追加するとのことですが,海づり施設は今回追加される磯子以外にも本牧,大黒ふ頭にあり,いずれも入場者がピーク時の3割から5割減少していると聞いております。こうした状況はまことに残念なことであると思いますが,そこでまず,基本的な考えをお聞きしたいと思います。本市として海づり施設をどう位置づけているのか,市長に伺います。  余暇の多様化やテレビゲームに夢中になる子供の遊びの変化の影響もあるとはいえ,海づり施設は自然を体験できる施設として市民にもっと親しまれてよいと考えますが,そのためには運営面での工夫も必要ではないかと思います。釣り客が望む時間というのは,魚が釣れやすい時間帯だと思います。したがって,場合によっては早朝対応も必要かもしれません。また,施設面では,先日,磯子と本牧の海づり施設を駆け足で見てきたわけですが,トイレ,休憩所,駐車場など釣り場として必要最低限のものも磯子においてはほとんど完備されていないのが実態であります。  そこでまず,海づり施設を今後どのように活性化していくのか,伺います。  既存の施設も工夫により活性化し,市民の利用を増加させ,その施設の存在意義を高めていくことは重要であると思いますが,同時に施設の運営にかかわる収支の適切な管理も大切なことではないでしょうか。平成13年度,本牧と大黒ふ頭の海づり施設の年間収支差額を見ますと,本牧海づり施設では約430万円,大黒ふ頭海づり施設では約1,000万円のマイナスと伺っており,収支的な課題もあります。  港横浜にとって海づり施設は収益施設ではないとはいえ,健全な運営のために使用料収入で運営費を賄っていくことは必要であると考えますが,市長の考えはどうか,伺います。  市民に親しまれる港づくりの観点から,海づり施設を初め貴重な財産を有効に活用していただきたいと思います。(・・・後略)

P.28 ◎ 市長(中田宏君)  (前略・・・) 次に,市第9号議案に関連した御質問をいただきました。  海づり施設の位置づけでありますけれども,こちらについては,子供から大人までが気軽に,安全で快適に海釣りが楽しめる施設として設置されたと考えておりまして,これは市民の貴重な財産であるというふうに考えております。  海づり施設の活性化についてでありますが,釣り場としての魅力を高めるための稚魚の放流や小中学生への無料開放日の設定など,多くの市民の方々に御利用いただくための事業を引き続き実施してまいりたいというふうに思います。また,今回の条例改正により,回数券の割引率の増大,それから団体利用の拡大などを図ってまいりたいというふうに考えております。さらに,ホームページの拡充や子供や初心者向けの釣り教室を新たに開催するなど,魅力アップにつながるきめ細かい施策を進めてまいりたいというふうに考えております。  海づり施設の健全な運営についてでありますけれども,ただいま申し上げましたようなさまざまな施策を実施して利用者の増加を図るとともに,管理運営の一層の効率化に努めてまいりたいというふうに考えております。  今野議員に御指摘をいただいた,運営費を使用料収入等で賄っていくその必要性ということについては,私も大変重要視をしていきたいというふうに考えます。(・・・後略)



Yokohama City Council
平成14年 第2回定例会-06月05日−08号

P.69 ◆ (中島文雄君)  (前略・・・)  次に,市第9号議案横浜市海づり施設条例の一部改正についてです。  これは,これまで本市財政局が管理していた磯子海づり施設を本年10月から港湾局に移管し管理することに伴い,本牧及び大黒海づり施設と一緒に条例に追加し,料金や団体割引制度等を定めようとするものです。磯子海づり施設はトイレや駐車場などが不備ということで,大人料金は本牧,大黒の900円を500円,中学生は450円を300円,小学生は同額の300円としています。しかし,今まで磯子区民はそれぞれ半額の割引が行われてきたところであります。  大型開発や埋め立てで子供たちや釣り人から海や遊び場を奪い,その代償としてあるのが親水公園や海づり施設のはずであります。特に,今回条例に追加されようとする磯子は,その意味するところは大であります。せめて休日ぐらい無料に,そして,子供は無料にの要望にこたえることこそ港横浜にふさわしい市民サービスではないでしょうか。御存じのように,お隣の川崎市や横須賀市では市民要望にこたえて海づり施設の使用料は無料。この際,本市においても海づり施設を安全,快適に整備し,無料で市民に開放すべきことを提案するものであります。 (・・・後略)

(・・・途中省略・・・)

P.73 ○ 議長(小林昭三郎君) (前略・・・) 以上で討論は終了いたしました。
   −−−−−−−−−−−−−−−−−
○議長(小林昭三郎君) これより採決に入ります。

(・・・途中省略・・・)

   −−−−−−−−−−−−−−−−−
○議長(小林昭三郎君) 次に,日程第15,市第9号議案及び日程第16,市第11号議案の2件を一括採決いたします。
 採決の方法は,起立といたします。
 各委員会の報告書は,原案可決であります。
 市第9号議案以下2件は,いずれも各委員会報告どおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
       〔賛成者起立〕
○議長(小林昭三郎君) 起立多数と認めます。
 よって,いずれも原案どおり可決されました。



Yokohama City Council
平成14年第2回定例会
 6/5の本会議で上記の如く可決


市第9号議案 海づり施設条例の一部改正 磯子海づり施設の公の施設化及び海づり施設の団体使用料設定

(内容)
1 磯子海づり施設使用料:大人500円、小中学生300円他
2 海づり施設(大黒・本牧・磯子)に団体使用料設定
(施行日)平成14年10月1日



市第9号議案の可決により市条例が改正され、それに伴って関連事項の施行規則66号が2002(平成14)年7月25日に公布された。 新たに「10枚組回数券」と「20枚組回数券」が10月からスタートする。喜ばしいことだ。




Yokohama City Council
平成17年第4回定例会
H17/12/16 経済港湾委員会で審査、採決、可決。

市第124号議案 海づり施設の指定管理者の指定

(内容)
1 指定期間:平成18年4月1日〜23年3月31日
2 指定管理者:
   本牧海づり施設・・(株)イオンテクノサービス (新規)
   大黒海づり施設・・横浜港ターミナル運営協会 (継続)
   磯子海づり施設・・横浜港ターミナル運営協会 (継続)

これに関する議事録はこちらを参照してください。

MEMO:: 従来、本牧海づり施設は「横浜港海づり施設運営会」が管理・運営していました。



なお、横浜市会会議録検索システムには、会議録が図書館等で公開される時期に合わせて掲載される。すなわち、本会議の会議録及び会期中の委員会記録は本会議最終日よりおおむね2カ月後、予算特別委員会及び決算特別委員会については3カ月後に掲載されます。

横浜市の条例および規則の全体系については「横浜市例規集」を参照してください。


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